さんおん文学担当が本日のblogをお届けします。
その前に、宅八郎さんが他界されてしまいました。お悔やみ申し上げます。
リスペクトしつつ哀悼の意をここに。
彼はメディアというものを弄び、操っていた側面があるのではないでしょうか。
今見るとおしゃれに感じもするし、才能ある方だったのだと今更ながら痛感します。
さんおんといえば、さんおん文学会を創設した赤木三兵こと宇川 渡によりその歴史は始まります。
さんおん文学として発行を続け、Webサイト以外でも豊浦町の道の駅や昭和新山にある三松正夫記念館、先日から置かせていただいている札幌のカフカw15さんなどいくつかで販売させていただいています。
先代、先先代から受け継いできた資料が幾つか弊社には存在します。
今回は「ギリヤーク民話」関連の資料を少し写真でおすそ分け。
スタッフも初めて見るような資料。
経年した資料の持つアウラが、資料の持つ意味を一段と価値あるものとして訴えかけてきます。




専門家ではないため、資料の価値を計りかねているものも少なくありません。
いつかどこかできちんとした形で公開したいとも思いますが、そんな日は来るかどうか。
実は資料を整理している中で、復活できそうな著作もありました。
なんとか再び日の目を見せてあげたいと、時間を見つけてコツコツと編集作業をしています。
内緒でちらっとお見せします。
北海道 熊物語

名著「くまひゃっくん」に並ぶ熊の名著。
秀逸なイラストは必見です。
ギリヤーク語集

こちらも名著「アイヌ語集」と一緒に揃えておきたい貴重な一冊。
それ以外にも、版画家でもあった赤木三兵の美しいポストカードも見つかりました。
一部再出版すべく、整え、校正し直し準備をしています。
楽しみにお待ちください!
山音文学の最新号(134号)も追い込み作業中!
歴史を受け継ぎ次の世代へリレーしていきたい。
祖父から受け継ぎ、紡いできたその文化を次の世代へ繋ぐことが地域のためであり、弊社の使命であると常日頃から考えています。
土地を守り文化を守り、地域のこれからを紡いでいく。
この土地に生まれ育ててもらった地域への恩返しとして、少しでも貢献していきたい。

そういえば、弊社の社長は宅八郎のモノマネが上手だったはずです。
もしどこかで見かけたらリクエストしてみてください。
かなりの実力でマジックハンドを操ってくれると思います♪♪♪

そんなこんなでさんおんを今後ともよろしくお願いいたします!
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